ゼルティックとは

身体に溜まった余分な脂肪を取り除く方法として、昨今にわかに注目を集めているのがゼルティックです。従来の方法では切除や吸引、すなわち外科的手術によって特定部位の皮膚を切り開かなければならなかった脂肪吸引は、心身に与えるストレスやダメージの大きさがしばしば問題となり、利用者に施術を行うことを思いとどまらせていたきらいがありました。



ここで登場したゼルティックは、脂肪吸引部位に対する皮膚の切開が必要ないという点で、まさに画期的であったと言えるでしょう。また、脂肪そのものを取り除く方法として、高周波やレーザーの熱による燃焼や変質といった方法ではなく、冷却による脂肪の固形化を応用した点で、従来の脂肪吸引方法による効果により近い方法であるとも言えるでしょう。

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身体の構成成分として、油分である脂肪は最も凝固温度が高い物質です。つまり身体の特定部位を冷却していった場合、最初に凝固を起こすのは他でもない脂肪というわけなのです。

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ゼルティックは美容治療用の機器の名称です。スペックも様々ですが、一般的なものではゼルティックのアプリケーターを任意の部位に当てることにより、脂肪過多によってたるんでいる部位を吸い上げ、固定した後、その部位を徐々に冷却していきます。すると冷却された部位の脂肪が徐々に結晶化し、最終的には脂肪細胞が自壊して体外に排出されていきます。体内の脂肪といえども、それは脂肪細胞として日々生成と消滅を繰り返しているのですが、ゼルティックは冷却効果によってその代謝のサイクルに作用し、本来消滅する前の段階である脂肪細胞を強制的に破壊しているわけです。こうしていったん破壊された脂肪細胞は、それ自体が再生されることはありません。ですから痩身効果が高く、しかも持続性を併せ持っているのでしょう。
ゼルティックは人間が本来もっているシステムである代謝機能を、結果として部分的に加速させる作用があるとも言えるでしょう。そうであれば身体に与える影響は最小限度ですむとも考えられるのです。実際、外科的手術や、従来の熱照射による治療と比較した場合、ゼルティックは概ねダメージが少ないとも言われます。もちろん、熱による火傷も、冷気による細胞の破壊も、本質的には何ら変わりませんが、ゼルティックの効果がより緩やかであることは、その効果が実感できるのに2ヶ月以上かかることからも明らかです。即効性はなくとも確実性のある美容法といえるでしょう。